砂壁に生えたカビ。DIYでのリフォームや対処法について

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日本家屋の伝統的な壁とも言える、砂壁。湿度を保ってくれる、室温の調整効果があるなどメリットも多いですが、湿気を溜め込んでしまう性質からカビが生えやすいというデメリットがあります。 砂壁のカビについて、お悩みの方は多いのでないでしょうか。今回はそんな砂壁のカビを、D I Yで対処する方法にフォーカス。カビの除去方法や、リフォームによって壁自体を一新する方法についても紹介していきます。

カビの対処は簡単!

まず、砂壁に発生したカビの処理方法は意外と簡単です。最も簡単な方法は、消毒用エタノール。これをカビの生えている箇所に吹きつけるだけ。除菌したあとは蒸発してくれるので、2度拭きで砂がパラパラと落ちてしまう心配もないですし、何より手間がかかりません。
ただし、消毒用エタノールはカビを除菌する効果があるものの、漂白効果はありません。カビによってできた黒ずみを落とすことはできないので、あくまで緊急の除菌用として使いましょう。

カビによってできた黒ずみまでしっかり落としたいのであれば、砂壁に使用できる専用のカビ取り剤を使用するようにしましょう。1000〜2000円程度で市販されているので、入手も簡単です。基本的には消毒用エタノール同様、吹きかけて乾くのを待つだけ、という商品が多いので楽ちんです。

砂壁をリフォームで一新したい!DIYはできる?

カビの発生や、パラパラと落ちる砂の掃除が大変!ということで、砂壁自体をリフォームで一新してしまいたい、という方も多いのではないでしょうか。

まず、砂壁のリフォームはDIYでは難しいと言わざるを得ません。壁紙の張り替えなどはD I Yでやる方も多いと思いますが、砂壁にペンキを塗ったり壁紙を貼るリフォームの場合、ベニヤを貼るなどの下地処理が必要となるため、専門的な技術がないと失敗してしまう方が多いでしょう。 砂壁のリフォームは、専門業者に依頼するのが安心です。砂壁の上からクロスを張るリフォームについては、こちらの記事で紹介しているのでぜひご覧ください。

砂壁の上にクロスを貼りたい!施工方法と費用感について

また、砂壁の上に漆喰を塗るリフォームも近年注目されてきています。漆喰はカビが生えづらく、印象としてもモダンな雰囲気に仕上がります。費用相場としては、例えば6畳の和室であれば10〜15万円程度が目安です。

まとめ

いかがだったでしょうか。意外と簡単にできる、砂壁に発生したカビのD I Yでの対処。お困りの方は、ぜひこの記事を参考に実践してみてください。カビは対処できても、砂壁には不満が・・・という方は、専門家にリフォームを依頼するのがおすすめです。

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