「バタン!」玄関ドアの音がうるさい!原因と簡単にできる対処法

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ドアが閉まった時の「バタン!」音。我が家の玄関ドアはなんでこんなにうるさいの!?
・・・そんなお悩みをお持ちではありませんか?
かといって、お金をかけて直すほどでは・・・という方も多いかと思います。
でも安心!実はこの音、意外と簡単に直すことができるんです。今回は、そんな玄関ドアの音の原因、そして対処法を紹介していきます。

ドアの音を調整しているのは「ドアクローザー」と「エアタイトゴム」

そもそも、ドアの音はどのように音が調整されているものなのでしょうか?
その方法は、主に2つ。1つは「ドアクローザー」と呼ばれる、扉の上部についたアームのような部分です。これはドアが閉まるスピードを調整する機能を持っており、スピードを遅くすることで急に閉まって大きな音が鳴るのを防ぐ仕組みになっています。
もう1つは、「エアタイトゴム」。こちらは、ドアとドア枠が直接接触して大きな音が発生しないよう、間に挟むクッション材の役割を持っています。
つまり、玄関ドアの「バタン!」音が大きいのはこの2つのどちらか、もしくは両方に問題がある、ということなのです。

ドアクローザーの調整方法

ここからは、具体的な調整方法の紹介。まずドアクローザーの調整は「ドライバー」だけでOK。ドアクローザーには“調整ネジ”というものがついており、これを右に回すだけでスピードを遅くすることができるのです。

調整ネジの位置は基本的に、ドアへの取り付け部のすぐ近く。取り付け用途に見えないネジがあれば、調整ネジと思ってもらって良いでしょう。調整ネジは基本的に、古いタイプのドアクローザーであれば1つ、新しいタイプのものであれば2~3個ついているものが多くなっています。
2~3個ついているものについては、ドアの可動域ごとに調整ネジが異なります。どのネジがどの可動域を担っているのかは種類によっても違いますが、以下の図を参考にしてみてください。

なお回す時は一気にスピードが変わらないよう、2〜3mmずつ回すようにしましょう。
注意点として、ドアクローザーの油漏れや油切れが発生している場合はこの方法で調整することができません。ドアクローザーの交換が必要となり、2万5千〜4万5千円ほどの費用が発生してしまいます。

「エアタイトゴム」の調整方法

こちらは調整方法・・・と書きましたが、内容はいたってシンプル。エアタイトゴムが原因で音がうるさい場合は、硬化して縮み、ドアとドアが接触している可能性が高いので、このゴムを新しいものに取り替えるだけ。
費用としては、数千程度と非常にお値打ち。取り付ける際の注意点は、ゴムの厚みを適切にすることです。薄いと音がうるさいままですし、暑い場合はドアからはみ出してしまう可能性があります。
ただ、それも簡単に調整できます。エアタイトゴムは底がはがせるように何層にもなっており、それを剥がしていくだけで適切なサイズに合わせることができるのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。ドアクローザーは基本的にドライバー1本でお手軽に調整、エアタイトゴムもお値打ちかつ簡単に交換することができるようになっています。
「バタン!」音が気になるあなた、ぜひ試してみてください。

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