玄関の増築リフォーム。ポイントや費用相場について

リフォームお役立ち情報

玄関は家の顔であり、訪れる人に最初に印象を与える重要な場所。また、日々の出入りで必ず使う場所なので、広さや収納など機能面をより求める方も多いことでしょう。

この記事では、玄関の増築リフォームに関するポイントや費用相場、注意点について詳しく解説します。

増築のパターンについて

玄関の増築には、大きく分けて3つのパターンがあります。それぞれの施工内容と費用相場について紹介していきます。

既存の玄関の間取りを増やす

既存の玄関が手狭なためスペースを拡張したい、という場合。比較的費用を抑えることができ、相場としては30万円から。玄関ドアの交換、床やクロスの張り替え、収納の工事費などが含まれます。

玄関の位置を変える

既存の玄関位置を変更し、新たな玄関を設置する場合。既存の玄関の間取りを増やす場合と作業内容はほとんど同じで、費用相場も30万円から。ただし、既存の玄関を潰す場合、10〜15万円ほどの費用が追加で必要となります。

2階に第2玄関をつくる

二世帯住宅へのリフォームなどで多い、2階に第2玄関をつくるリフォーム。階段の設置費用が必要となり、費用も高くなります。相場としては100万円〜120万円ほどと言えるでしょう。

玄関増築リフォームの注意点

玄関増築リフォームの際、雨仕舞いには注意が必要です。玄関は通常、雨が降った際に雨が家に入ってこないよう、地面に向けて傾斜をつけていたり、段差を設けるなどの工夫がされています。

特に移設する場合などは、想定している場所で雨仕舞いが可能かどうか、追加で工事が必要となるかなど、事前に確認しながら進めるのがおすすめです。

また、バリアフリーを目的に玄関を増築リフォームする場合、介護保険などを活用して補助金が活用できることがあります。地域によっても異なるので、こちらも事前にリフォーム会社に確認して進めるようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。家族構成の変化、バリアフリー化、二世帯住宅の検討など、玄関の増築が必要となるケースはさまざまです。費用も決して安くはありませんが、部屋などの増築と比較すると安く抑えられるケースがほとんどなので、ぜひ検討してみてください。

Pickup posts

Related posts