庭に倉庫を設置したい!メリット・デメリットと費用相場は?

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庭への倉庫の設置。家の収納スペースが少なくなってきた・・・と感じたときや、「趣味活」に精を出したいときなどに思いつく選択肢の1つではないでしょうか。とはいえ、他の収納スペースと比較してどちらが良いのか決めかねていたり、あるいはどのような倉庫を選べば良いのか、自身で設置して安く済ませることはできないか、など様々な疑問も生まれることでしょう。
今回は、そんな庭への倉庫設置のイロハについて紹介していきます。

庭に倉庫を設置。メリット・デメリットは?

まず、庭に倉庫を設置するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。まず1つは、スペースの広さ。家の中のリフォームではなかなか生み出しづらい収納スペースを、倉庫なら簡単に実現。今まで家の中を圧迫していたモノを数多く移動させることができ、家もスッキリ住みやすくなるでしょう。
とはいえデメリットもあります。場所をとる、費用がかかるのはもちろんですが、「メンテナンスが必要」というのも押さえておきましょう。外で雨風にさらされるので、定期的に塗装や部材の交換を行わないとすぐにボロボロになってしまいます。

倉庫を選ぶ際のポイント

では次に、倉庫を選ぶときに抑えておくべきポイントについて。倉庫の選び方というとあまりピンとこないかもしれませんが、設置する場所や用途などに応じて適したものを購入するのが重要です。
たとえば、扉や収納のタイプ。比較的大きなものを入れるのであれば三枚口の扉がおすすめですし、逆に小さなものを小分けにしてまとめるなら全棚で扉は一枚の方が扱いやすいでしょう。出し入れが多いのであれば、両開きの扉が便利だったりもします。

また、防犯面や耐久性能も重要です。
防犯面については、盗難の防止はもちろんのこと、子どもが閉じ込められてしまうなどの思わぬトラブルが発生する可能性があるので、鍵付きのものを購入するのがベスト。
耐久性についてはスチールなど錆びにくい素材を選ぶほか、地域や用途に応じた選択肢もあります。雪の多い地域なら耐荷重の大きいタイプを選んだり、一定の温度で保管するべきものは断熱材の入った倉庫を使用する手もあります。

なお注意点として、サイズについてはスペースぴったりで計算するのではなく、土台の大きさを考慮する必要があります。前後左右と上側に10センチ以上の余裕を持って選ぶようにしてください。

倉庫の設置はDIYでできる?

費用を抑えるため、倉庫の設置をご自身で行いたい、という方もいるかもしれません。
ただ倉庫の設置は、基本的にDIYで行うのはおすすめではありません。
物置は設置する際に「土台」を作らなければならなかったり、地面と物置を特殊な工具をつかって繋ぐ作業が必要になります。
その作業の際、特に重要となるのが台風対策。過去に起こった大型台風では、ある程度重量があっても転倒してしまったケースが多くありました。台風による転倒を防ぐには、基礎にアンカーボルトを固定する転倒防止の工事を施す必要があるのです。
このように、安全に倉庫を設置するには専門的な知識や技術が必要。リフォーム業者などプロに依頼するのが無難と言えるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。お家の収納を大きく変える、倉庫の設置。今回ご紹介したポイントを踏まえて、ぜひご自宅の庭にぴったりの倉庫を探してみてください。

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