マンションの内装リフォーム。おすすめの内容やタイミング、費用相場について

リフォームお役立ち情報

築年数が経ったマンションでは、雰囲気を変えたい、機能性を向上したいなどの理由で内装リフォームを検討される方が多くいます。またリノベーションを前提として、中古マンションを購入する選択肢も人気になっています。 そこで今回は、マンションの内装リフォームのタイミング、おすすめの施工内容と費用相場、注意点について解説します。

内装をリフォームするタイミングについて

マンションの内装リフォームは、以下のようなタイミングで検討されるのが一般的です。

経年劣化

時が経つにつれて床や壁、設備などが傷んできたり、色あせてきたりすることがあります。このような劣化が目立つ場合、リフォームを行って新しい状態に戻すことができます。例えば築5〜10年では天井や壁紙の張り替えが、築10年〜20年では水回りやフローリングのリフォームが推奨されます。

ライフスタイルの変化

家族構成や生活スタイルが変わった場合、部屋の使い方やデザインも変えたいと考えることがあります。子供が成長し、部屋の用途が変わるケースなどがこれに該当します。

入居直後

新居に引っ越した際に、自分好みの内装に仕上げたいという希望がある方も。間取りの変更や水回りのリフォームは住みながらの施工が難しいため、入居前に済ませてしまうのも手なのです。また、リノベーション前提で中古マンションを購入される方も増えています。

施工内容ごとの費用相場

内装リフォームの施工内容は個々の希望やニーズによって異なりますが、代表的な内容と費用相場を紹介します。

フローリングの張り替え

フローリングが傷んできていたり、取れない汚れが目立つ場合は張り替えも選択肢。選ぶ素材によって、空間全体の印象も変えることができます。費用は6畳の部屋で10〜25万円ほどが相場です。

クロスの張り替え

壁のクロスを新しいものに変えることで、お部屋の雰囲気を一新できます。費用相場は1室あたり約5万円から。

キッチンのリフォーム

料理好きな方であれば、最新のシステムキッチンを望まれる方も多いのではないでしょうか。費用相場は交換で約50〜100万円、移動も伴う場合は100万〜200万程度です。

浴室のリフォーム

最新のユニットバスは利便性が非常に高いため、検討される方も多いことでしょう。在来工法の浴室と比較すると、安全性も大きく向上します。費用相場は内容によって大きく異なりますが、目安として50万〜150万円程度を見ておくと良いでしょう。

トイレのリフォーム

トイレも、ウォシュレットなどの機能やすっきりとしたタンクレスなど、リフォームで機能面や空間デザインを大きく変えられる箇所です。費用相場は20万〜50万円程度。

内装リフォームの注意点

マンションの内装リフォームを行う際には、注意点も押さえておきましょう。

まず、マンションの管理規約で制限がかかる場合があります。例えば、遮音性を担保するために床材に使える素材が限られていることも。

また、共用部分に関わる工事を含む場合は管理組合の承認が必要です。事前に確認するようにしましょう。

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