フローリングから畳へリフォーム!メリットや相場、注意点まで一挙紹介

リフォームお役立ち情報

床材として、フローリングが一般的になった昨今。しかし、最近では部屋のアクセントとして「畳」を取り入れる方も多くなっているのをご存知でしょうか? 今回はそんな畳へリフォームする場合のメリットや相場、注意点をご紹介。また、昔ながらの和室ではなく最新トレンドを取り入れた「和モダンな空間」のつくり方も合わせてまとめました。

フローリングから畳に変えるメリットは?

まず、畳にはどんなメリットがあるのでしょうか?

クッション性や肌ざわり

畳の大きな特長は、クッション性能や肌ざわり。表面が硬いフローリングと比較し程よい柔らかさがあるので、季節問わず快適に素足で歩くことができます。

また、その性能ゆえに赤ちゃんのいるご家庭では特に重宝します。素材が柔らかいため赤ちゃんを寝かせるのも安心ですし、転倒しても怪我をするリスクが軽減されます。

浄化作用・抗菌性能

畳は、い草という植物を干したもので作られています。このい草が持つ天然の浄化作用・抗菌性能も畳のメリットの1つ。
足元だけでなく、空間としてのやすらぎも演出してくれるのも畳の特長なのです。

部屋のアクセントとして

近年人気なのは、部屋全体に畳を張るのではなく、リビングの一角に畳のスペースを設けるスタイル。中でも、畳縁がない「琉球畳」を使用することで、現代の洋風な部屋にもマッチする空間のアクセントとして取り入れるケースが増えてきています。
また最近では、おしゃれな畳縁も登場。マリン柄やハート柄、ペイズリーなど多様なラインナップが揃っているので、お好みやインテリアに合わせて選び、現代の部屋空間に合う畳を演出するスタイルも。

畳リフォームの相場

フローリングから畳へリフォームする場合、おおよその相場は13万円〜。内訳は以下になります。

・フローリングの撤去…約2万円~
・下地の張り替え…約2万円~
・畳の設置費用…6畳 約8万円~
・その他の経費…約1万円~

琉球畳にする、土台から取り替える、あるいは部屋全体を和室にする場合は費用が上がりますが、最大でも50万未満にはおさまる場合がほとんどです。

カンタン&お値打ち施工!「置き敷き畳」という選択肢も

もっとカンタンに畳を取り入れたい!という方にオススメなのが、「置き敷き畳」という選択肢。その名の通り、フローリングに敷くだけであっという間に和のスペースを演出できます。
お値段も1畳(半畳×2枚)あたり16,000円~で、とってもお値打ちです。

リフォームする際の注意点

フローリングから畳へのリフォームをおこなう場合、主な注意点はこちら。

・床を剥がす作業が必要となるため、時間がかかる
・下地が劣化している場合、追加の費用が必要になる場合も

注意が必要なのは時間、費用面ですね。

また、畳自体のデメリットとして、表面が傷つきやすいこと、ダニや臭いが発生しやすい点にも注意。定期的なメンテナンスで防ぐようにしましょう。

和モダンな空間のつくり方

まず和モダンな空間とは、和の要素を残しつつ、現代風にアレンジされた空間のこと。現代の空間に合わせながらも「伝統」をプラスした新たなインテリアデザインとして人気です。

先ほどご紹介した琉球畳のほか、カーテンを障子に替える、古民具を配置するなどの工夫を加えることで、より和モダンな雰囲気を出すことができます。

まとめ

いかがだったでしょうか?実用面でメリットが多いだけでなく、空間デザインとしても人気の畳へのリフォーム。小さな子どもがいる方、インテリアデザインにこだわりたい方など、ぜひ検討してみてください。

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