トイレのリフォームをする前に!失敗しないための豆知識や費用の相場まとめ

リフォームお役立ち情報

壁や便器の汚れが目立ってきた、設備を新しくしたい、バリアフリーな設備をつけたい、など、トイレのリフォームをお考えの方は多いかと思います。とはいえ、毎日使う場所であり、費用も決して安くないのですから、失敗しないよう慎重に進めていきたいですよね。
今回は、トイレをリフォームする前に知っておきたい豆知識、費用の相場をまとめました。
また、トイレを「増設」する場合の費用と注意点、「工事の際に業者にトイレを使われた」というたまに耳にするトラブルについても解説していきます。

失敗しないための豆知識

まずは、トイレのリフォームで失敗しないための豆知識をまとめていきます。

便器のグレード選びは、リフォーム後に後悔しがち!

まず、トイレのリフォーム後に後悔する点としてよく挙げられるのが、便器のグレードです。たとえば今、人気なのは「タンクレス」の便器。タンクのあるタイプと比べると5万円ほど高価ですが、洗練されたデザインになるだけでなく、タンクのない分トイレが広々とした空間になったり、トイレ掃除が楽になるメリットも。
このように便器のグレードは、トイレの使い勝手を大きく左右します。ぜひ慎重に選ぶようにしましょう。

トイレの壁に、無垢材は不向き!

水に弱い無垢材は、トイレの壁として適切ではありません。シミができてしまった、などの失敗が起こりがちです。クッションフロアシートなど、アンモニアや洗剤にも強い種類を選ぶと良いでしょう。

窓の大きさ・位置には要注意!

こちらも、リフォーム時の要注意項目。窓が小さすぎると暗くなってしまいますし、逆に大きいと外の目が気になりがち。できるだけ高い位置に設置する、曇りガラスにするなどの対策がおすすめです。

費用の相場は?

次に、トイレリフォームの費用の相場について。もちろん内容や規模によって変わってきますが、主な修理内容ごとにご紹介します。

  • 壁紙クロス・床材の交換・・・約4〜6万円
  • 便座の交換・手すりの設置・・・約3〜10万円
  • ウォシュレットの設置・・・約4〜12万円
    ※コンセントの増設が必要な場合はプラス1〜3万円ほど
  • 本体交換・手洗い機の増設・・・約10〜50万円
  • トイレ全体のリフォーム・・・約20〜70万円

設備のグレード等を上げるともう少しかかってしまう場合もありますが、基本的には上記の金額で収まると考えてよいでしょう。ただし、トイレの位置の移動や、増床工事などが伴う場合は50万円を超える場合もありますのでご注意ください。

「増設」の場合の費用感と注意点

既存のトイレのリフォームではなく、「増設」を行う場合は、当然費用感は変わってきます。
相場としては、およそ50〜100万円
「トイレ本体のグレード」「給排水管との繋ぎやすさ」によって費用感が変わり、トイレ本体でおよそ10〜30万、給排水管の工事費用でおよそ40〜70万が内訳となります。

そしてトイレを増設する際の注意点としては、主に2つ。1つ目は、音や臭いです。特に寝室の近くに設置する場合は、水を流す音などが気になってしまいがち。防音・防臭の機能がついたトイレとするようにしましょう。
もう1つは、電気代です。トイレが2つになると、暖房機能などの使用で電気代がかさんでしまいがち。リフォーム代はもちろん、ランニングコストも把握した上でリフォームを行うとよいでしょう。

工事時、業者にトイレを使われる?

お客様の満足度向上のために、インターネットなどでリフォーム業者に関する投稿などをよく調べるのですが、「リフォームの工事の際に業者にトイレを使われて、不快な思いをした」という投稿を非常によく目にします。
これは当然リフォーム業者にとってご法度とされている行為ですが、せっかく新しくしたトイレが、すでに誰かに使われたものだと考えると、とたんに新鮮味がなくなってしまいますよね。

当社を含め多くの業者ではこのようなことは無いと思いますが、比較的多くの投稿を目にしましたので、心配であれば工事前に仮設トイレや他の場所で用を足すよう念を押しておくといいと思います。

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