畳を踏むと沈む、ブカブカする、へこむ・・・。その原因とリフォームについて

リフォームお役立ち情報

畳を踏むと沈むような感覚があったり、きしむような音が鳴ることがないでしょうか?こうした現象は、畳そのものが原因だと思われがち。畳を新調される方や、あるいはそのまま放置されている方も多いことでしょう。
しかし実はこれ、畳の土台となる床下が原因であることが少なくありません。場合によってはシロアリ被害のケースもあるので、見過ごさずに専門家に相談するのがおすすめです。

畳がブカブカと沈む原因とは

畳が沈む、へこむ。こうした現象は、畳が要因でも起こり得ます。当然、幾度となく踏まれる場所なので、傷んで耐久性が低くなるためです。
ブカブカとする、ような感触は床下が原因の可能性が高いですが、当然判別が難しいことかと思います。実際に畳を外して、下地の床材も同様にへこんだり、沈んだりするかどうかが簡単な判別方法です。
下地の床材がへこむ場合は、その床材、あるいは床材を支える土台部分の劣化が原因の可能性大。湿気による腐食や、最悪の場合シロアリ被害も考えられます。シロアリ被害の場合、住宅の寿命や安全性にも甚大な影響が出る可能性があるので、まずは業者に相談し要因を突き止めるようにしましょう。

なお、集合住宅に多いケースですが、下地部分が発泡スチロール製の場合があり、踏まれ続けることで発泡が潰れ、畳が沈んでしまっている場合もあります。

畳の床下修理の費用相場

畳の床下を修理する場合、その中でもどこが劣化しているか、どこを修理・交換する必要があるかによって費用が変わってきます。
例えば、下地の床材を交換する場合は1坪あたり1万5,000円ほど。根太・大引と呼ばれる下地を支える箇所を交換する場合は10万円〜15万円ほどが相場といえます。
こうした修理箇所によって幅はありますが、全体としては20万円〜30万円ほどで修理可能な場合が多いと言えるでしょう。

畳の床下修理の施工事例

こちらは実際に、畳の床下が原因でブカブカと沈む現象が起きており、修理を行なった事例。費用は20万円で、下地の床材と根太の交換により改善されました。
詳細は以下にてご紹介しています。

https://www.i-reform.co.jp/kurereno/?p=2004

まとめ

いかがだったでしょうか?畳の沈みやブカブカ感は、床下の劣化やシロアリ被害を示すサインであることも少なくありません。ご自宅の畳が気になる方は、ぜひ専門家に相談するようにしましょう。

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