洗面所の床がブヨブヨ・・・。腐食した床、修理にかかる費用とは?

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洗面所の床にブヨブヨとした感触があるとき、床が「腐食している」可能性が高いと言えます。腐食したままの床を放置してしまうと、床に穴が空いてしまったり、床だけでなく下の基礎となる部分まで腐食が進んでしまうことも。
また、床の腐食は水漏れやシロアリによって発生していることも少なくありません。原因となっている事象に対する修理や対応も必要となるため、床の腐食は早急に業者へ相談するべき事態です。
今回は、そんな洗面所の床の腐食について、原因別の施工内容と修理費用を解説していきます。

腐食の原因とは?

洗面所の床が腐食する原因は、主に3つに分けられます。

  • 湿気
  • 水漏れ
  • シロアリ

どれが原因なのかは表面だけでは判断しづらく、床材を剥がす必要があるので、原因究明も含めてリフォーム業者に任せるようにしましょう。

修理の内容と費用について

まず修理の内容としては、必須なのが下地の補強と、床材の張り替え。腐食が基礎部分まで進んでいる場合は、基礎の補強も必要となります。
腐食の進み具合や、張り替える床材によって大きく変動するため幅がありますが、3〜15万円ほどが相場と言えるでしょう。
また、腐食の原因が水漏れやシロアリである場合、その修理や駆除にも費用がかかります。水漏れの場合は、数千円から4万円程度。どこから漏れているかで変動しますが、特に洗面台の下の場合は費用がかさみます。
さらに高額になるのは、シロアリの場合。まず、駆除費用で1坪あたり6,000〜8,000円ほど。加えて補修も必要となり、被害が洗面所のみの場合でも10〜30万円ほどで、広範囲となっている場合は300万円以上となることも。高額ですが、最悪の場合は家屋が倒壊する危険もあるので、早急に修理を依頼しましょう。

床の腐食を防ぐには?

では今後、床が腐食してしまうのを防ぐにはどうすれば良いのでしょうか?まず普段の心がけでできることとしては、風通しを良くしておくこと。特に浴室の使用後は湿気が溜まりやすいですが、ドアや窓を閉めて換気扇を回すと効率よく換気することができます。
また、洗濯かごや足拭きマットなど、濡れたモノを床に置きっぱなしにすると、置いた場所に湿気がたまってしまいます。洗面所という性質上、どうしても置くことが多いですが、こまめに片付けるよう心がけましょう。

また、家のつくりの部分でできる対策もあります。
下地に調湿剤を詰めてもらうと、湿気が高くなったときに吸収し、乾燥したときに放出するという調整を行なってくれます。少し費用はかかりますが、腐食を修理する際はぜひ依頼すると良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。床の腐食は、床だけでなく下地や基礎、また原因となる水漏れやシロアリの修理が伴うことも多く、高額となることも少なくありません。
放置するわけにもいかないので、腐食させないための対策が重要となります。特に湿気については普段の心がけ1つで対策することができるので、換気など気をつけて生活するようにしましょう。

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