勝手口リフォームの費用相場は?メリットや注意点も

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キッチンに設置される勝手口。玄関と別ルートで外に出ることができるので、ゴミ出しなどで重宝しているご家庭も多いかと思います。しかし近年では、間取りの関係もあり勝手口を設置しない住居も増えてきました。

今回は、そんな勝手口にフォーカス。メリット・デメリットを整理した上で、交換や新設のリフォームについて紹介していきます。

勝手口のメリット・デメリットは?

まず、勝手口のメリットとしてはどんなものが挙げられるでしょうか。キッチンからダイレクトに外へと出ることができるので、まずはやはり生ゴミをそのまま外に出せるという点が挙げられるでしょう。また自然光を取り入れることができたり、臭いがこもりがちなキッチンで換気がしやすくなるというのも大きな魅力です。
そのほか、家庭菜園をされる方にとっては庭とキッチンがつながっていることで、野菜や果物を持ち運びやすくとても便利なことでしょう。

デメリットとしては、防犯面の心配であったり、冬場の隙間風が気になるという方も多いことでしょう。しかしこれらの問題は、ドアを変えることで解決ができます。現在の勝手口に不満を感じている方は、ぜひドアの取り替えを検討してみてください。

勝手口リフォームの費用相場

では、勝手口をリフォームする際の費用相場はどの程度なのでしょうか。まず、既存の勝手口を取り替える交換リフォーム。性能によって幅がありますが、工事費込みで10万円〜30万円程度が相場となります。ロールやアコーディオンタイプの網戸、ツーロック、防犯ガラスなどさまざまな性能のドアがあるので、用途に合わせて選ぶのがおすすめです。
それでも防犯や防寒の面で不満があるという方は、勝手口を塞ぐ選択肢もあります。断熱材の取り付けや撤去・処分費用も含め、10万円から15万円ほどが相場です。

勝手口を新設したり、増設する場合は施工方法により変わってきます。掃き出し窓を勝手口にリフォームする場合は、窓の撤去や内装工事を含め、30万円〜50万円ほどが相場となります。
一方で、壁の一部を解体して勝手口にする場合は、築年数によって大きく幅があり、30万円〜120万円ほどが相場。古い建物の場合、大掛かりな補強工事が必要となり100万円を超えてくるケースが多くなります。

まとめ

いかがだったでしょうか。快適なキッチンを実現してくれる、勝手口。長く使っているドアだと防犯面や防寒面で問題が出てくることもありますが、ドアの交換で比較的安価に解決できます。
とはいえ、間取りやライフスタイルによって勝手口の要不要は変わってきます。新設、交換、そして塞ぐことも含め様々な選択肢があるので、ぜひあなたのご家庭に合ったリフォームを検討してみてください。

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