クローゼットのリフォーム。機能性向上のためのポイントと費用相場について

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ご自宅における悩みとして、収納がもっと欲しい!と感じている方は多いのではないでしょうか。特に衣類は、年月が経つごとに増えていったり、家族が増えるごとに多くなっていったり・・・。クローゼットは足りなくなりがちな収納スペースの一つと言ってよいでしょう。 そこで今回は、クローゼットをリフォームするときのポイントや費用相場について紹介していきます。

クローゼットの種類

まず、クローゼットにはどんな種類があるのでしょうか。クローゼットは大きく分けて二つで、「壁面タイプ」と「ウォークインクローゼット」と呼ばれます。

壁面タイプは横一列に衣類をかけるクローゼットで、人が歩けるスペースはないため、クローゼットの外から衣類を出し入れするのが一般的。大きなスペースを必要としないため、マンションなど間取りが小さな住居でも設置しやすかったり、押し入れからのリフォームにもおすすめです。

一方のウォークインクローゼットは、その名の通り人が歩ける程度の広さがあり、収納性が高く出し入れしやすいのはもちろん、スーツケースなどかさばるものも置きやすくなります。近年人気のクローゼットタイプなので、築年数の新しい住居には取り入れられていることも多いでしょう。

クローゼットの扉選びについて

クローゼットのリフォームでは、扉選びも重要になります。扉の種類は大きく分けて3種類。

主流なのは、扉が折れ曲がって開く「折れ戸タイプ」。開口部が広くなるため、物の出し入れや人の出入りがしやすいのがメリットになります。

扉が横にスライドする引き戸タイプも人気です。小さな力でスムーズに開閉できたり、部屋の前に物が置いてあっても開閉できるのがメリットと言えるでしょう。ただしスライドする分のスペースが必要となるため、開口部が狭くなってしまったり、壁を余分に使う必要があるのがデメリットです。

もう一つは、開き戸と呼ばれる、扉を回転させて開けるタイプ。玄関のドアなどでよく使われる扉で、クローゼットに使われることもありますが、開閉のスペースが他の2種類よりも必要となるため、デザイン等でこだわりがある場合を除きあえてこのタイプを選択する方は少なくなっています。

クローゼットのリフォームにおける費用相場

では、クローゼットのリフォームにおける費用相場はどの程度なのでしょうか。もちろん費用は内容によって異なります。

まずは、棚やハンガーパイプの取り付け。これらは比較的安価で、それぞれ1万5,000円〜3万円程度が相場となります。ハンガーパイプは突っ張り棒などを使用している方も多いかと思いますが、衣類の重さによる落下に悩まされている、という方はぜひプロに取り付けを任せてみてください。

次に扉のリフォーム。こちらは扉のタイプなどにもよって異なりますが、10万円〜15万程度が相場です。

ほかには、押し入れをクローゼットに変えたいというニーズも多いことでしょう。この場合の費用相場は10万円〜20万円ほど。床の補強工事が必要になることがあり、そうなると費用はやや上がります。 クローゼットを新しく設置したい場合は、壁面クローゼットの設置で10万円〜50万円。ウォークインクローゼットの設置は費用感が上がり、20万円〜80万円程度が相場となります。

まとめ

いかがだったでしょうか。クローゼットのリフォームで、収納面などの機能性は大きく変わります。収納にお悩みの方は特に、ぜひ検討してみてください。

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