門扉のリフォーム。交換や設置にかかる費用は?

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家の防犯性能を高めるのはもちろん、エクステリアのデザインも大きく左右するのが、出入り口となる門扉。今の門扉が古くなってきた、防犯性能が不安、ほかのエクステリアのリフォームに合わせて雰囲気を刷新したい、などリフォームの動機は様々かと思います。
今回はそんな門扉のリフォームにフォーカス。新しく設置する場合についても合わせて解説していきます。

門扉リフォームのメリット

まず、門扉をリフォームするメリットはどのようなものがあるのでしょうか。一つは、やはり防犯性の向上にあります。門扉には、不審者の侵入や子どもが誤って入ってきてしまうのを防ぐ効果があります。門扉がついていない家や、ついていても鍵が壊れている場合などは、そのような侵入を簡単に許してしまいます。実質的な防犯性能はもちろん、セキュリティの備えがある家だということを示すのも重要な役割です。

また、家族の安全を守る役割もあります。特に子どもやペットがいるご家庭の場合、門扉がなかったり、簡易的な門扉の場合は容易に外に出ることができてしまい、事故に繋がりかねません。

もちろん、エクステリアとして外観の雰囲気を変える役割もあります。出入り口となる門扉は、特に来訪者の印象に残りやすい箇所です。素材、デザインともにさまざまな種類があるので、外壁やフェンス、庭の雰囲気に合わせて選び、洗練された景観に刷新してみませんか。

門扉リフォームの種類と費用相場

門扉のリフォームは、まず扉のタイプで費用が変わります。加えて、もちろん素材やグレードによっても幅があります。
扉のタイプは大きく分けて、「片開き」「両開き」「引き戸」の3種類があります。片開きは比較的安価に施工でき、安いものでは本体価格1万円台程度、取り付け費用を合わせて5万円程度で施工できるケースもあります。素材やグレードによって費用は変わりますが、ミドルグレードのものでも40万円程度に収まるのが一般的です。
両開きの場合はやや費用が上がります。こちらも素材とグレードによって幅はありますが、10万〜70万円程度が費用相場と言えます。
そして、近年注目されてきているのが引き戸タイプ。前後の開閉スペースを必要としないため、スペースが少なかったり、玄関先に自転車などを置いていて開閉しづらい、といった場合にもストレスなく使える勝手のよい製品になっています。費用相場としては、こちらも10万〜70万円程度が相場と言えるでしょう。

なお門扉を新しく設置する場合は、上記に加えて基礎工事も必要となります。相場としては、15万〜25万円ほど見ておくと良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。出入り口なだけに、家の「顔」とも言える門扉。デザインはもちろん、防犯性や安全性を高めるためにもしっかりとした設備を整えたいところです。エクステリアの雰囲気や玄関先のスペースによっても最適な選択肢が変わってくるので、まずはお近くのリフォーム業者に相談してみてください。

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