ベランダを猫にとって安心の空間へ!脱走防止の対策まとめ

生活お役立ち情報

猫にとって、日向ぼっこができたり、外の空気を吸える場所であるベランダ。この空間を好む猫は多いのですが、心配なのはやはり脱走や転落。ベランダの柵を渡ったり、高い位置からジャンプすることも多く、特に高階層になると猫といえども当然命の危険があります。
この記事では、そんな事故を起こさないようベランダを猫にとって安心の空間にするための方法を紹介していきます。

脱走する猫の心理を踏まえた、注意するべきシチュエーションについて

まず、猫はなぜ脱走するのでしょうか?そんな猫の心理を踏まえた、注意するべきシチュエーションについて紹介しします。
猫が外に飛び出す心理は、大きく分けて3つあります。
1つ目は好奇心。特に若い猫は自分の知らない世界に惹かれる傾向が強く、動くヒトや生き物などの姿につい足を向けてしますのです。
2つ目は、驚きや恐怖から起こるパニック。特に猫は、大きな音を嫌がる動物です。パニックを引き起こすような物音は極力立てないように気をつけましょう。
3つ目は、発情。特に去勢前のオスは、外を歩くメスのフェロモンに惹かれて飛び出してしまうことも少なくありません。
脱走を防ぐには物理的な対策も必要ですが、このような猫の行動パターンを踏まえて日頃から注意しておくことも重要になります。

ベランダにおける脱走対策

では、ベランダにおける具体的な脱走対策にはどのようなものがあるのでしょうか。
最も手軽なのは、ベランダにネットを張る方法。本来は鳥対策を目的としたベランダ用のネットを、屋根から手すりまで完全に覆うように取り付けることで、猫の脱走も防ぐことができます。デメリットとしては景観の問題や、ネットが劣化し穴が空いてしまう可能性。後者については、定期的にチェックすることで防ぎましょう。

ベランダが広い家であれば、大きめの猫用テラスを設置するのもおすすめです。ネットよりも丈夫なので、安全性は最も高いと言えるでしょう。加えて、部屋から直接つながる猫用のドアを設けると、自由に出入りすることができ猫にとってさらに快適な空間となリます。費用はかかりますが、こだわりたい方はぜひリフォーム業者に相談してみましょう。

また、意図的に猫をベランダに出す際はリードをつけるのも方法の1つです。首輪とハーネス、2つの手段がありますが、おすすめはハーネス。首輪は装着が楽ですが、猫が暴れた場合に首や喉を圧迫してしまう恐れがあります。また、犬のようにリードを付けられることに慣れてはいないので、付ける時間は庭で遊ぶ最小限の時間にとどめましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。自由気ままな姿がとっても愛らしい猫ですが、ときにはそんな性格が危険を招くことも。ぜひ今回ご紹介した対策で、猫にとって安全かつ快適なベランダの空間を作ってあげてください。

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